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譲り合いシート 

混雑する朝の電車。私の隣に立つ女性の前の席が空き、女性はやっと座れた。

いーなーと私が思う間もなく彼女は立ち上がり、
代わりに彼女がさっきまで立っていた空間に
割り込んで立ったスラッとした女性が無表情で当たり前のように座った。

なんで?と思ったらスラッとした女性の鞄に例のものが下がっていた。

「おなかに赤ちゃんがいます」

なるほど、と思ったけど違和感があった。
それは当たり前のように座った妊婦の態度。
譲ってもらってもありがとうと言わない。
目でお礼を言うこともない。
それどころか表情は明らかに「私が座って当然」と言っていた。

なんかおかしくないか?

私は昔すいている昼の時間帯にシルバーシートに座っていた時に
やたら元気に勢いよく車内に入ってきたじいさんに
いきなり腕を掴まれたことかある。

ここで、シルバーシートに若者が座るのが悪いという人もいるだろう。
でも、私はまずそうは思わない。それについては後で。

とにかく、そのじいさんは私を持ち上げて立たせ、
私が座っていたところに座ってふんぞり返った。

私がもし、見えない病を抱えている人だったらどうするのだ。
具合が悪くて誰かに席を譲ってもらったばかりだったら?
ペースメーカーを入れている人だったら?

座ったじいさんは私を「若者」だと見た目だけで判断し、
それだけの理由で腕を掴んで立たせた。

車内のシルバーシートでなければ、そうはしないはず。
シルバーシート以外でそんなことしたら座っている人と喧嘩になる。
下手すると警察に連れていかれる、乱暴したとして。

じいさんはピンシャンしていて、すごい力だったし、
本当に、その辺の若者より元気そうだった。
でも自分を「年寄り」と定義して自分が座って当然と思ったわけだ。
シルバーシートにはそういう変な威力を年寄りに与える。

年寄には席を譲れというが、無理矢理人を立たせてまで
座っていいという話ではない。
人の良心やモラルの問題なのだ。法律や規則ではない。
どんなに苦しくても若い人は年寄に席を譲れという話ではないはずだ。

そもそも、譲る側だけではなく譲ってもらう側にも当然モラルや礼儀は
あってしかるべきではないか。

もうひとつ。
見えない病を抱えている人は、まだお腹が大きくない妊婦のように
目に見える「譲り合い」の対象ではない。
つまり気づいてもらえない。

妊婦のあの「おなかに赤ちゃんがいます」はなんなのだろうか?

薬を飲んで痛みに耐えてる人は「私は癌です」なんていうホルダーをつけてはいない。
「私はさっき病院に行っていろんな検査をしたばかりの重病人です」という名札を
つけてはいないのだ。

また、譲ってもらったのに怒る人はどうなのか。

譲ってもらって当たり前、なんで早く気づいて立たないの?!
みたいな態度の人はどうなのか。

それらの疑問が「譲り合い」という名前のシートに対して
私の中になんとなくある。
電車に乗るたびに、それはなんとなく存在していて、
非常に不愉快なものである。

なんとかならないのか、本当に。
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[ 2013/06/19 23:26 ] ひとりごと | トラックバック(-) | CM(0)

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