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心の底のアーティスト 

今日は仕事場のそれぞれがそれほど忙しくもなく

めずらしく席について話す機会があった。

一人が次の仕事の準備をするのに色鉛筆を使って

色付けなどをしていた。

もう一人が「きみ、塗るのがうまいね」とほめた。

私はふと、自分の携帯電話に入れていた自分の過去の栄光を

ちょっとだけ披露しようと思い付いた。

昔むかしに描いたイラスト2点だ。

色を塗っていた人に「ちょっと見てみて、これ誰かわかる?」

と聞いてみた。

彼は全然わからなかった。

「オードリーヘップバーンだよ」と言うと「ああ!そうか」と

やっと気づいた。うまく描けていたつもりだけれどねぇ。

で、その場にいたほかの人にもなんとなく見せた。

「オードリーの若いときのだね」とか、「おお、これは」とか

その場の誰も知らなかった私の一面を見て

ちょっとだけ驚いたようだった。

最初に絵を見せた男性が私に聞いた。

「どんな絵を描くの、ほかにも家にあるの」

私は今は全然描いていないと告げた。

「なんで描かないの」

よくわからないけど気分じゃないからよ、きっと。

そう答えたておいた。

どのぐらい本気かはわからないけれど

今度は実物を見せてよ、と彼は言った。絵を見ることが好きなようだ。

いいよ、と答えたものの、それほど数があるわけじゃなかった。

もう描いていないし、昔の絵はほとんどを処分した。

家に帰って、数少ない絵を集めてみたけれど見せられたものじゃない。

過去の絵は古くなってしまっている。私の中で色あせている。

もっとうまく描けたならいいのに、と思ったりもする。

「なんで描かないの」「今度は実物を見せてよ」

その彼のさりげない言葉が私の奥深くにいた

「絵を死ぬほど描いていた頃の私」をムクムクと目覚めさせているのか

今夜は2時近い今も眠れない。

明日は仕事だ、そろそろ寝なきゃ。

そう思ったのが12時。

そのときふと寝ないで絵を描いてみたらどうだろうか、と

思い付いた自分がいたけれど、でも動けない。

動けないまま目だけが冴えてブログを書いている。

夢中で、時間を忘れて絵を描いていた頃の私が

呼び覚まされて何かを語りかけてきているけれど、

なまった体が動くことを拒んでいるみたいだ。

とても切ない。悲しい。描けばいいのに描かないのは

きっと怖いのだ。もう手が動かない。

昔のように勘が働かず絶望するのではないかと。



・・・寝よう。明日は仕事。

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[ 2011/11/12 01:58 ] ひとりごと | トラックバック(-) | CM(0)

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